まっすぐなキミにまっすぐな愛を。
ばっと振り返る麻美。
じゃあどうして…?
麻美の顔はすごくつらそうで。
ねぇ、そんな顔させてるのはあたし…?
「つらいよ。あの人が大好きで大好きで
でもその人はなぎさしか見てなくて…。
2人がうまくいくようにしてあげなきゃって。。
なのになぎさは…。」
ん…?
あたし、先輩と喧嘩してること言ってないはずなんだけど。
麻美…あなた
誰のこと言ってるの?
「なんで?
なんで立石先輩なの!?
星名は…っ
なぎさが好きなのに!!」
「「…は?」」
あれ、うん。
あたし今言ったけど。
誰っハモったの!
麻美が言うわけ無いしぃ…。
この空間にはあたしと麻美しか…。
ってあの声どっかできいた、
どっかで…うーん…。
って
「あぁぁぁあ゛ぁ!」