金髪頭に狙われた私。
危ない駆け引き
誰でしょう?
恋祢side
「じゃ、生徒会長・・頼んだぞ」
眼鏡をかけた生徒会顧問の先生に肩をポンポンと二回ほど叩かれ
はい、とだけ返事をした
手の中にすっぽりと収まる量の資料
“文化祭企画”
表紙には黒の太字でそう書かれていた
「・・・今日は早く帰れると思ったのに」
遠くから聞こえる野球部の大きな声と
沈みかけてる夕日に照らされた生徒会室
それが、とっくに下校時間を過ぎたことを物語っていて
頬杖を付きながら私はわざとらしく溜め息と一緒に愚痴をこぼした
「じゃ、生徒会長・・頼んだぞ」
眼鏡をかけた生徒会顧問の先生に肩をポンポンと二回ほど叩かれ
はい、とだけ返事をした
手の中にすっぽりと収まる量の資料
“文化祭企画”
表紙には黒の太字でそう書かれていた
「・・・今日は早く帰れると思ったのに」
遠くから聞こえる野球部の大きな声と
沈みかけてる夕日に照らされた生徒会室
それが、とっくに下校時間を過ぎたことを物語っていて
頬杖を付きながら私はわざとらしく溜め息と一緒に愚痴をこぼした