金髪頭に狙われた私。


無視しちゃえばいっか



そう思って、
もう一度資料にを見ようと視線を移すと


「・・・・、」

「・・・何ですか」



いつの間にか隣の席にストンと座って
私の腕を掴んでいた金髪頭は



「何ですかって、」


おもしれーなって言いながら
喉を鳴らしながら笑った



「・・・手、どけてくれませんか?」

「何で?」

「邪魔だからです」

「何で?」

「・・・・、」





ダメだ


全然会話にならない・・・





「文化祭の企画を考えてるんです

早く帰りたいので邪魔しないでください」



それならきっと納得してくれる


そう思ったのに


「じゃあ、一緒に考える?」


茶色い瞳を細めて
可愛らしく首をかしげた





< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

滲む星に、甘いキスを

総文字数/1

恋愛(純愛)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop