金髪頭に狙われた私。
無視しちゃえばいっか
そう思って、
もう一度資料にを見ようと視線を移すと
「・・・・、」
「・・・何ですか」
いつの間にか隣の席にストンと座って
私の腕を掴んでいた金髪頭は
「何ですかって、」
おもしれーなって言いながら
喉を鳴らしながら笑った
「・・・手、どけてくれませんか?」
「何で?」
「邪魔だからです」
「何で?」
「・・・・、」
ダメだ
全然会話にならない・・・
「文化祭の企画を考えてるんです
早く帰りたいので邪魔しないでください」
それならきっと納得してくれる
そう思ったのに
「じゃあ、一緒に考える?」
茶色い瞳を細めて
可愛らしく首をかしげた