きみと私の記憶
再会と始まり
木崎 連
あの時は、幸せだった____
幸せの家族に隣の家の彼。
私の過去の記憶はそこまで。
7年前、私は事故がきっかけでいろんな記憶をなくした。
今思いだせることはこれだけ・・・
ピピピーピピピー
最悪、朝からこんな夢みるなんて。
重たい体をベッドからおこして、学校の準備を始める
ボーっとしていたら、いつの間にか下駄箱についていた
「葵!!! おはよー」
そういいながら抱きついてくるのは、クラスで一番仲がいい彩音
「おはよ、朝からうるさい」
「もー葵朝からクールもーど全開 でも、そこがまたたまらない」
「はいはい」
「そういえばー今日うちの学校に転校生来るんだって!」
この時期に転校? まあ私には関係ないし
「イケメンだといいねー 楽しみ!」
「へー」
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