理事長やってマス!!!
✩「だてメガネ」
翌日ー・・・。
「あぁー!!!! もぅ、こんな時間だしッッ!みつあみしてけなぃょー!
今日はあきらめるかッ!!」
あたしは変なドキドキのせいで昨晩はあまり寝れてなく寝坊してしまったあたし。
昨日から会長の事ばかり考えてる。
どぅしたのあたし・・・?
「急げッ!!!」
あたしは、制服を急いで着て食パンをくわえて慌てて家をでる。
初めてやるこの行動。
なんか、恥ずかしいけど朝はしっかり食べないとッ☆
・・・キーンコーンカーンコーン
「はぁー・・・。セーフ。。。」
あたしはギリギリセーフで学校に着いた。
すると、
「おはよ、さく・・・じゃなくて愛。」
「もぅ、学校ではくれぐれも間違わないでくださぃょ!!!会長??」
「分かってる。」
そこにいたのは会長。もぅ、名前まちがえそぅになって・・・。
ばれたらどぉすんのょ。
・・・でも、正直、、、会長にはホントの名前で呼ばれたいケド。
色んなことを考えていたけど目線に気がついた。
会長の目線。。。
じっとあたしの顔を見てる。
うゎ。。。 やばぃ、心臓が壊れそう・・・。
キラキラしてる金髪に赤い瞳。
「な、なんですか?」
「なぁ・・・。 眼鏡とるきなぃの??」
「・・・へ?」
あたしはいきなりの言葉に理解できなかった。
すると・・・
「これのこと。」
そぉ言ってあたしの眼鏡を触ってくる。
今会長の手はあたしの頬と眼鏡を触っている状態・・・。
キャー・・・!!!
トク、トク・・・。
あたしは顔が赤くなっていると思って俯く。
「愛・・・。」
「はぃ・・・??」
顔をあげてみるとドンドン会長の顔が近づいてくる。
え、ぇえ、ちょっ。
何このシチュエーション!!!
あたしは恥ずかし過ぎて耐えられず、目をつぶった。
そんなあたしに、会長は・・・
「考えとけよ?? な???」
コツっ、とあたしのおでこに会長のおでこをあててきた。
「じゃーな。」
そぉ言って去っていく会長。。。
あたしは今にも心臓がはちきれそうだった。
・・・会長。
「よし!!!」
あたしは覚悟をしてトイレに向かった。。。
~夏side~
やばぃ。
可愛い。 あいつ絶対眼鏡とったら可愛いだろーな・・・。
でも、迷惑そぅにしてたな・・・。
顔俯いてたし。
「おぃ!!!やべぇょめっちゃ可愛い子いるぜ?」
「何なに?転入生??」
俺が考え事してるときに、クラスのやつらが騒ぎ始めた。
「なんだ?? どぉしたんだ?」
「なんか、可愛い子がいるらしーね。 ちょっくら見にいこーよ、夏?」
潤一に誘われ渋々ついてく俺・・・。
「ったく、興味なぃんだけど、、、!!!?」
興味なかったはずだが、あれは・・・!!!
「愛??」
「愛ちゃんだーw 眼鏡とっちゃってるょ・・・。」
あれは、まぎれもなく桜。
眼鏡をはずして本来の自分の姿になっていた。
朝の事・・・もしかして考えてくれたのか??
てぃぅか可愛い。。。
他の男子も愛に惚れ惚れしてる。
天然パーマのウェーブのかかった金髪に、大きくて綺麗なくりくりとした漆黒な瞳、そしてあの小ささ・・・。
やばぃ。
他の奴に見せたくなぃ。
俺はいつのまにか本能で動いてて・・・
「愛!!! こっち。」
桜の手を握り走っていたんだ。