理事長やってマス!!!
✩「ある1人の女の子」
ピンポーンパンポーン。。。
『理事長よりお知らせです。 生徒会の人たちは生徒会のメンバーの会議をするので
理事長室に集合してくださぃ。』
~夏side~
「ん?? あぁ、もぉそろそろ決めるもんなァ。。。生徒会のメンバー。
なぁ、潤一はもぅ考えた??」
「ううん。まだー・・・・。 ま、愛ちゃんと一緒に考えればいいでしょー??」
「ッー・・・。 お前なぁー?? それでも副会長かょ??」
「それでも、会長かょ??」
「・・・・。 うるせぇなァー!!!」
「クスクス。。。」
のんきな潤一の笑い声。
それと共に高い声がする・・・。
「キャー!!! 夏様と潤一様ょー!!! カッコイイ~!!!」
・・・うるせぇ。
あの高い声いやだなー。
耳がキンキンするから・・・。
あ、潤一も思ってるww
「潤一、早く理事長のとこ行こうぜ??」
「おぅ。」
・・・即答。
こいつとは長い付き合いだから
こういうのも顔見れば分かる。
潤一もそうだ。
さて、とりあえず会議を頑張らなければな。。。
「ふぅ。」
深呼吸して、理事長室へと向かう。
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へー。
生徒会のメンバー・・・ねェ。
いいチャンスじゃん??
くすくす。。。
絶対なってやろぅじゃんw
優しい風とともに、怪しい笑顔。
たくらむ少女、ここに一人。。。
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~愛said~
おっそいなぁー。。。
ま、昼休みだから女子が囲んでいるのかな??
てか、あのお二人さんモテルんだー・・・・。
顔カッコイイもんねww
キィー・・・
あ。来た。。。
そこには、生徒会の人たちではない
たったひとりの少女。。。
「ッー・・・!!!??」
「どうも。久しぶりです。」
「なっ、なんで!!!??? 同じ高校なの?? なんで!!?」
なんで? その言葉しか思いつかなかった。。。
キィ・・・
「すいませーん。。。 遅れまし・・・ッ??」
あ!!生徒会の先輩達。。。
「エ??誰その子・・・?夏のファン?」
「知らん。」
先輩達が不思議そうにこちらを見て勘ぐる。。。
やばい。 この事だけはばれたくなぃ!!!
「どうも。 本木 美紀です。」
「ッ??!! 美紀!?? なんで??」
本能でしか動けなかったのか、
私はその場に居たくないと感じたのか、美紀の手をつかみ屋上へと走っていた。。。