理事長やってマス!!!

✩「ある1人の女の子」



ピンポーンパンポーン。。。

『理事長よりお知らせです。 生徒会の人たちは生徒会のメンバーの会議をするので
 理事長室に集合してくださぃ。』

~夏side~
「ん?? あぁ、もぉそろそろ決めるもんなァ。。。生徒会のメンバー。
なぁ、潤一はもぅ考えた??」

「ううん。まだー・・・・。 ま、愛ちゃんと一緒に考えればいいでしょー??」

「ッー・・・。 お前なぁー?? それでも副会長かょ??」

「それでも、会長かょ??」

「・・・・。 うるせぇなァー!!!」
「クスクス。。。」

のんきな潤一の笑い声。
それと共に高い声がする・・・。

「キャー!!! 夏様と潤一様ょー!!! カッコイイ~!!!」


・・・うるせぇ。

あの高い声いやだなー。
耳がキンキンするから・・・。

あ、潤一も思ってるww
「潤一、早く理事長のとこ行こうぜ??」


「おぅ。」
・・・即答。
こいつとは長い付き合いだから

こういうのも顔見れば分かる。
潤一もそうだ。

さて、とりあえず会議を頑張らなければな。。。
「ふぅ。」

深呼吸して、理事長室へと向かう。

**********************************************************************

へー。
生徒会のメンバー・・・ねェ。

いいチャンスじゃん??

くすくす。。。


絶対なってやろぅじゃんw

優しい風とともに、怪しい笑顔。
たくらむ少女、ここに一人。。。

**********************************************************************
~愛said~


おっそいなぁー。。。

ま、昼休みだから女子が囲んでいるのかな??

てか、あのお二人さんモテルんだー・・・・。

顔カッコイイもんねww

キィー・・・


あ。来た。。。
そこには、生徒会の人たちではない

たったひとりの少女。。。
「ッー・・・!!!??」

「どうも。久しぶりです。」
「なっ、なんで!!!??? 同じ高校なの??  なんで!!?」

なんで? その言葉しか思いつかなかった。。。



キィ・・・

「すいませーん。。。 遅れまし・・・ッ??」

あ!!生徒会の先輩達。。。
「エ??誰その子・・・?夏のファン?」

「知らん。」

先輩達が不思議そうにこちらを見て勘ぐる。。。
やばい。 この事だけはばれたくなぃ!!!

「どうも。 本木 美紀です。」
「ッ??!! 美紀!?? なんで??」

本能でしか動けなかったのか、
私はその場に居たくないと感じたのか、美紀の手をつかみ屋上へと走っていた。。。

< 3 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop