理事長やってマス!!!
✩「偽り」
チュンチュンー。。。
可愛い小鳥達の声。
「・・・姉さん!!! 起きてよ・・・。」
それに、この声は、、、!??
「桐谷君~。おはよぅさん。。。」
「もぅ!!! 寝ぼけてないで、今何時だと思ってるわけ??」
・・・ん???
「あぁぁぁぁ!!!」
あたしは飛び起きて時計を見る。
「もぅ、9時じゃん!!!」
「・・・急いで!!! 途中まで送るから!!!」
「うんっ!!!」
急いであたしは制服を着て髪の毛チェックをして・・・。
「よしっ!!!行こっ!!!」
「走れーッッ!!!」
あたしと桐谷君は猛ダッシュ。
そこで、2つの分かれ道。 左はあたしの学校の近道。右は桐谷君の学校の近道。
「桐谷君、ここでいぃょ!!! 帰りよろしくね??」
「OKw じゃぁね!!!」
「うん!ばぃばぃー!!!」
あたしは桐谷君とばいばいして、またダッシュ。
そして門へとつく。
そこには・・・。
ばっ!!!
あたしはとっさに隠れた。
「夏、体大丈夫なの??」
「うん、サンキュゥな若葉。1日も付きッきりで俺を看てくれて。」
「いぃのょ。それがあたしの役目でしょ?」
「フッ、そぉだな。 んじゃぁ、ありがとぅ」
「うん、ばいばい!!!」
そこには、夏先輩と赤いフェラーリが1台。 そこには”若葉“さんって言う人が乗ってるみたい。
・・・「体大丈夫? 」って、もしかして。。。
あぁ。。。そぉか。だから、あたしを家にいれなかったのね。
ごめんなさぃね? あたし邪魔者で。。。
「・・・!!! 桜??」
ぁ、気付いちゃった。こんな顔今見られたくない。
あたしは逃げようとするが、あたしの腕をつかむ先輩。
「逃げんなよ。」
「・・・。」
なんで、なんで掴んでるの。あたしの腕なんかを。
「・・・ごめん。こないだは・・・。」
「・・・別にいいです。もぅ関係のない話なんで。あの人と一緒にいたからでしょ?」
「そんな事言うなよ。。。まじでごめん。若葉は・・・。」
ほら、そうやって・・・。
「期待するようなことしないでくださいょ!!!」
あたしは走る。 涙を流して。。。
「桜!!! 待てよ!!!」
追いかけてくる夏先輩。
もぅ、あたしの心壊さないで。これ以上、あなたに触れたら。。。
「・・・待てって!!!」
あたしの腕を再びつかまれる。
「・・・あたし、嫌なの。」
嫌いなくせに。 もぅいいじゃないですか?
「・・・俺の気持ち聞いてくれないの?」
「・・・きっ、、、聞きたくない。。。」
だって、そんな直接「嫌い」って言われたくないもの。
逃げるしかないじゃない。
「・・・そぅか。」
「ぇ?」
「・・・んじゃぁな。愛。」
そう言って、先輩は去った。
なんで、偽りの名前で呼ぶの?
「桜」はやっぱ認められないんだ。
・・・もう。嫌だよ。