理事長やってマス!!!
✩「キモチ」
~夏side~
・・・桜。
やっぱり、無理なのかよ。
あそこまで嫌われてると思ってなかった。
「・・・夏?元気ない?」
潤一が心配そうに聞いてくる。
「俺、もぅダメだ。 好きな女さえ手に入れられねぇ・・・。」
「え・・・桜ちゃんに振られた??」
「振られては・・・ねぇけど。 ・・・ってなんで知ってんだよ!?」
なんで、こいつは俺が桜のこと好きだって知ってんだよ?
言ってねえよ?俺・・・。
「普通に見てればわかるし。美紀だって気付いてたよ?」
「まじかよ・・・。」
美紀までもかよ・・・。
「でも、なんで振られてないのにそんな落ち込んでんのさ?」
「”嫌“なんだとよ。俺のことが。」
「ふーん・・・。ま、こんな自己中嫌だよね。」
「んなっ!?おめぇ・・・。」
潤一がそんなこというなんて・・・。
「嘘だっつーの。」
ったく。。。
でも、桜勘違いだろぅな。
若葉のこと。
あいつは。。。
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~桜side~
「ヒック・・・ふぇ、、、」
あたしは、今屋上。
先輩が好きなのに、嘘ついて逃げてきた。
また、あたしは弱虫だ。
はぁ・・・。
なんでこうも上手くいかないのだろう。。。
なんか、どっか行きたいな。
カフェにでも行こうか。
・・・うん、このキモチをどうにかしたいもんね。
あそこでいっか。
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そして、あたしは今カフェにいる。
「いらっしゃいませ。1名様でよろしいでしょうか?」
「はい。」
「では、あちらの席になります。ごゆっくりと。」
ぺこりと店員は頭を下げてほかのお客様に接客する。
あたしは席について、メニューを見る。
ぁ、このサンデーパフェおいしそう。
あたしは大の甘党好き。
だから、気分晴らしには甘いもん♡
「すいませーん。」
あたしは店員を呼ぶ。
「お待たせしました。」
・・・!!
あたしはびっくりした。
だって、その店員は
夏先輩にそっくりだったから。。。
「ぁ、あの、このサンデーパフェをください。」
「かしこまりました。少しお待ちください。」
《プルル、プルプルルルルル》
電話がなる。
誰??
《はい?愛ですが?》
《姉さん?今どこですか!?》
《カフェだよ?》
《・・・はぁ。全く。学校にいないからびっくりしましたよ!!!》
《ごめん、ごめん。》
《明日はきてくださいよ?》
《はーい》
ピッ・・・。
「もぅ、美紀は心配性だなぁ。。。」
ぶつぶつと言ってるとさっきの店員がパフェを持ってきた。
「お待たせしました。サンデーパフェになります。」
「ありがとぅござぃます✩」
うゎー♡ でっかぁーい!!!
食べがいがありそぅだwww
「あの、失礼ですが、君もしかして、南堂 愛ちゃん??」
「ぇ、そうですが??」
なんで、この店員さんが知ってるの?
「僕、生徒会長の田口 夏の兄なんだ。」
「ええええええー!!!?」
なんで、顔そっくりなのがわかったよ。。。
うそーん・・・。
「これからも弟をよろしくね?」
「はい。。。」
・・・先輩とはもうしゃべらないとおもうけど。。。
とにかく、今はこのパフェを食べよー✩