愛というやつは





比呂とは物心ついたときから一緒にいた。

家だって隣の隣だったから
家族ぐるみで仲がいい。



お母さんが死んじゃった時も一緒に泣いて「俺が一緒にいる」なんて言ってたっけ。





「比呂ー」

「んー?」

「いつもありがとー」

「へっ?何が?」

「なんでもない!」



あたし知ってるんだから。
比呂はあたしが出て来るの待ってるの。





.

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