通りすがりの日々
「何を店員とモメてたんですか?」
「たいした事じゃ、ないんだけど袋を分けて貰いたかったんだよ。」
「初めに言えば良かったじゃないですか?」
「聞きもしないで無言でジャカジャカ袋に詰め込んだんでね、一言言ってやろうかと思って。」
(大人げないな~)
「で、分けてもらったんですか?」
持ってる袋をチラッと見たら1つしか持ってない様子。
「君を見つけたんで、
いいよって言って
出てきたんだ。」
笑顔で宮砂をみる。
(素直に笑うな、
なんだかこっちが
照れてしまうわ)
「本当に大丈夫ですよ
私は…。」
「こう何度も格好悪い姿を見られちゃ、先に先手を打たなきゃクールに決められないだろ。」
「もう無理だと
思います。」
宮砂も思わず笑いながら答える。
誰かと話しながら
歩くなんて
久しぶりかも、
いっつもスタスタ
歩いてたもんな。
家までの帰り道、
ちょっと楽しい♪
夜道を何時もと違う歩幅で歩いてる、ううん
同じかも。
宮砂の歩く早さに併せて歩いてくれてる。
ちょっとした
心使いが嬉しいね。
「たいした事じゃ、ないんだけど袋を分けて貰いたかったんだよ。」
「初めに言えば良かったじゃないですか?」
「聞きもしないで無言でジャカジャカ袋に詰め込んだんでね、一言言ってやろうかと思って。」
(大人げないな~)
「で、分けてもらったんですか?」
持ってる袋をチラッと見たら1つしか持ってない様子。
「君を見つけたんで、
いいよって言って
出てきたんだ。」
笑顔で宮砂をみる。
(素直に笑うな、
なんだかこっちが
照れてしまうわ)
「本当に大丈夫ですよ
私は…。」
「こう何度も格好悪い姿を見られちゃ、先に先手を打たなきゃクールに決められないだろ。」
「もう無理だと
思います。」
宮砂も思わず笑いながら答える。
誰かと話しながら
歩くなんて
久しぶりかも、
いっつもスタスタ
歩いてたもんな。
家までの帰り道、
ちょっと楽しい♪
夜道を何時もと違う歩幅で歩いてる、ううん
同じかも。
宮砂の歩く早さに併せて歩いてくれてる。
ちょっとした
心使いが嬉しいね。