星空歌

温もり



「あれからもう一年半くらいだね。」

なんか懐かしくなって笑う。

「そうだな。一年半なんてあっという間に経つんだな」

ヒロは少し悲しみの色を交ぜたような声で呟く。

でも、ヒロの言う通りあっというまの一年半だった。
色んな事があったけど、凄く充実した、そんな一年半だった。

「星奈。」

ヒロが私の顔をみつめている。

「何よ。そんなに変な顔してる?」

「違う、可愛すぎて見とれてただけ」

ヒロのその言葉の直後、唇にあたたかな温もりを感じた。

私はその温もりにもっと触れたくてヒロ
をぎゅっと抱きしめた。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

キミ拒絶反応。

総文字数/111

恋愛(純愛)2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop