プラネタリウム〜僕と宇宙〜



「君の名前は何?」



懐かしい、金の瞳が僕を捕える。

銀の髪が、風に揺れる。



「****だよ。久しぶりだね。」



そう言うと、光がパンッと弾けて、蛍のような光の粒が羽根のように散った。

星空に、星屑が還るように。

君は、還ってしまった。


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