OTASUKExx恋路線!?
廃墟だから、暗く不気味な所だった。
「桜恋、絶対離れちゃ駄目だからね、ずっと俺の傍にいるんだよ?」
小声だから耳元で囁かれるようにあっくんの声が聞こえる。
こんな非常事態なのにうちの心臓は高鳴りすぎてうるさい。
がくとは前を警戒しつつうち等を誘導してくれる
「...っ!......いたぞ」
たしかにそこには白雪と他校の
制服を着た男4人がいた。
「...その子を返してもらおうか」
1番に声をかけたのはあっくんだった。