OTASUKExx恋路線!?

怖かった...だろうけど、
うちは目の前の光景を見てピタッと動きを止めてしまった。
しがみつき泣き崩れる白雪を、あっくんは撫でてる。

「......。」


来なきゃ良かった


一瞬、うちの頭によぎった言葉。
白雪を助けたかった。
でも、こんな助け方.........





ーーーーーーーー


「た、助かったわ...ありがと」

「...ん、助けれてよかった」

あっくんが笑うと、白雪は赤くなって俯いた。
白雪は、あっくんのこと好きになったんだな...
女の勘と言うものだろうか、わかってしまった。


嬉しい事じゃん。
うちは、あっくんの優しいとこ、好き。だから、そんなあっくんを好きになった人があっくんの彼女になればいい。
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