OTASUKExx恋路線!?

「...おい?桜恋?大丈夫か?
元気になったっぽいけど...」

ため息をついてがくとはうちの顔の前で手を振った

「あ、うん。大丈夫っ!」

......ん?元気そう...
確かに今前みたいにあっくんとも話せたし、重苦しい感じはなかった。
ぁ......そっか、白雪がいないから?......ん?ってことは、白雪がいなきゃうちは...



「その考えは白雪姫のお妃様だっ!!!!!!!!」

うちは机に伏せていた身体をバッと起こして立ち上がった

「...御巫[みながき]何が『お妃様』だ?」

「...へ?」

周りを見渡したら皆が自分の席に座ってうちを見ている。
目の前に立っているのは数学の
中川...先生。
黒板には計算式。

えっと......もしかしなくても、
授業中...?

「廊下にでも立つか?それとも
ここで土下座でもするか?」

「ど......土下座させて頂きましょう...」

「教科書出してちゃんと授業受けろ。」

あぁぁぁ
ただの恥さらしだぁぁぁー

< 133 / 241 >

この作品をシェア

pagetop