OTASUKExx恋路線!?
その言葉を聞いた途端白雪は真剣な顔でうちに向き合った。
「...桜恋ちゃんには先に言っとく、私、告白するつもり。」
「......2人きりの状況を使って告白...?」
「うん。ズルいってわかってる。でも、私多分気持ち抑えられなくなるから」
...好きな人と2人だったらそりゃ抑えられなくなるよ、
うちだって何度も抑えられなさそうで必死に抑えてきたんだから
「恨みっこ無し。」
「...ごめんね。」
「もし両思いで、付き合う事になったとしても、その約束は守る。守るから、新たな約束。」
もし両思いでも、告白以上の事はしない。
それがうちが出した約束。
白雪は了解してくれた。
「......じゃ、告白。がんばってね、フラれたら慰めてあげるよ。」
「なっ、フラれる前提で喋んないでよー」
笑いながらうち等は風呂出て、
浴衣に着替えて部屋に戻うとした時。
床が濡れていたせいでうちは...
「桜恋ちゃんっ!!」
目の前が真っ暗になった。
身体が重くて、そのままうちは、気を失った。