OTASUKExx恋路線!?
「...何ともない。」
何かあるなんていえるわけないじゃん。
気づけバカ。
空気が悪くて無言になった部室。この空気を払ってくれるように、誰かが部室に入ってきた。
「桜恋ー助けてよー人手たりn...」
訪問者は以前海でのボランティアを依頼したうちの友達。
山口琥夏。バスケ部キャプテン。
「...あ...と、お邪魔......?」
冷ややかな重苦しい空気に気が付き琥夏は一歩下がった。
「いいよ、琥夏、何何?依頼?」