OTASUKExx恋路線!?
スリーポイント。
「...はい。シュートした...」
うちの動きをガン見していたあっくんは拍手してくれた。
「...やればできるじゃん」
そう言ってあっくんはうちの頭を撫でた。
...やばぃ。
ーーーパシッ
頭に置かれていた手を払って
体育館から逃げた。
溢れそうだった。気持ちが。
今まであっくんにそっけない態度をとっていた時はずっと、気持ちがバレないように溢れないように必死になってる時だった。
冷静を貫こうとがんばっていた。なのに、突然触れるとか...ズルイッ!