OTASUKExx恋路線!?

桜恋の手には昔から俺が使っていた手袋があった。

「...よく覚えてたね、ありがと。」

「見つかってよかったよ!だってあっくんこの手袋お気に入りだもんっ覚えてるよ!」

......そんな昔の事、覚えてたんだ......忘れやすい性格かと思えばそうでもない。
よくわからないんだよな...桜恋は

「よし、じゃぁ帰ろっかっ!」

そう言っていた桜恋は何かに気付いたようにサッと手を隠した

「......桜恋、手。見して?」

ビクッと跳ね上がる桜恋、思った通り、手は傷だらけだった。

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