OTASUKExx恋路線!?

「どうしよう、表に出ようかな...？」

でも、もしあっくんもうちを
探してくれてるなら......
どうすればいいの？わかんない...
情けない、あれだけ張り切って
探すなんて言って、
あっくんとがくとも...

うちについてきてくれたのに、
それでうちはこのザマ。

恥ずかしい。申し訳ないな。
うち１人ででも凛ちゃんを
探さなきゃ

「凛ちゃーん出てきてっ！
お願いっ」

叫んでも誰も来ない。
わかってるよ、
此処には凛ちゃんはいない。
でも......ありえないと思うけど
あっくんがまだ裏通りにいたらと
考えると他の場所にいけない。

「凛ちゃんn......」

凛ちゃんの名前を呼ぼうとした時、後ろから誰かがうちの
肩を叩いた

っ!!?

「あっくん？」

振り向くと、知らない男の人が
3人いた。
誰......明らかにうちよりもﾃﾞｶｲ。
そしてﾁｬﾗｲ、ヤンキーだ...

...なるべく怒らせないように
去ろう。

「君こんな所で何やってんの？」

「なんでもないです、失礼します。」

無難な対応っ！
見よ、うちにでもこんな対応が
出来るのさっ!!!
たのむから見逃してっ！
今そんな気分良くないから、
これ以上絡まれると
キレる。

「ねーねー暇なら俺等と遊ぼ」

「すみません。そろそろ帰りますんで」


嘘だけど。
つかしつこい。ほっといてよ、

「いーじゃん少しくらい、
付き合えよ」

あーもーっ！
絡むなってのっ！！
今うちは忙しいのっ

「嫌だって言ってんでしょっ！
いい加減にしなさいよっ」

なんども言ってるでしょ
空手やってたんだからあんたらの
相手だってできるよ、

「んだとこのアマっ！」

「っ！」