OTASUKExx恋路線!?

「...桜恋?大丈夫?寒くない?」

「ぃやぃやっ!うちよりあっくんの方だよっ!寒がりなのに
うちなんか庇って落ちてっ‼
とりあえず海から出るよっ!!」

もーっ!お人好しっ!自分の心配もしなさいよっ!

そりゃ、うちの心配してくれるのは嬉しいよっ!
でもそれよりもあっくんのが
大切でしょうがっ!風邪引いたら
どうするのっ⁉
髪も服もびちゃびちゃでっ!
人の心配よりも自分の心配をしなさい

「もぅっ!ほらっ!こっち
来てっ‼」

うちは近くにあった海の家に
あっくんを連れて行った。
もちろんがくとにも来てもらって、がくとにはあっくんが
風邪引かないように
お風呂借りてお湯を沸かして
くれている


「「.........」」


海の家に入ってあっくんには服を
脱いでもらって
髪を吹いてあげてる
さむいからかな?
さっきから会話もない。

「......あっくん?寒いの?」

「...なんで?」

だって、黙ってるから。
なんて言ったら、うざいかな?
ただ考え事してただけかもしれないし..

「......桜恋?」


「え?や、なんでもなi「桜恋は......
『なんか』じゃないから......」


え.........?

.........あ、もしかして、
『うちなんか庇って落ちてっ!』
って言ったこと......?

あっくんは不機嫌そうに、
膨れてる。
えっと、
もしかしてうちが自分のことを
どうでもいいみたいに言ったから......?
それで怒ってる?
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