OTASUKExx恋路線!?
がくとに連れられてあっくんの
部屋に来た。
正直気まずくなると思った。
でも、なんとしたらうちだけの
一方的
「......桜恋、お粥、美味しかったよ
...ありがと」
あっくんはうちを見るなりそう言って微笑んだ
その瞬間、また、
この前と同じように
きゅぅっと胸が締め付けられた。
なんだろう。
この感じ、苦しいけど、
嫌じゃない
「よかった、
あっくん、薬は飲んだ?
林檎むいてきたよ、
バナナもあるし」
どうしてもいつも通りには
笑えないけど、
今できる最高の笑顔を向けた
「...薬。我玖兎が無理矢理......」
「おぃっ!無理矢理とか
言ってんなっ!お前が飲まないのが悪ぃだろっ」
あらあら、仲が良いことw
薬は飲まないと風邪治んないしね。
「じゃあ、はい、林檎」
食べていいよ、
と言うとあっくんは
すぐに全部平らげてしまった
その後はやっぱりちょっと
頭の中にモヤモヤもあったけど、
楽しく過ごした。
少し......無理もしてたけど、
気づかれてないといいな。
今日は...散々な1日だった。
疲れた、いつもより、
依頼でもないのにな......
ね、あっくん、がくと、
今日のうちおかしいよ。
悲しくなったり
楽しかったり、嬉しかったり、
なんなんだろう。
可笑しいな、
うちに、
心の変化が現れていたんだ。
今は、まだ気づいてない。
もっと、もっと早く...
気づけばよかったのに
うちは、後悔しかしてない。
.........いつも、いつも。
今までも、これからも、