OTASUKExx恋路線!?

うちは言われた通りにあっくん
を監視してた。
コタツに入って机に顔を伏せたり、寝転がってゴロゴロしたり。
ぅむ。今の所つまみ食い無し...と、

それにしても、綺麗な顔立ち
だなぁ...
もぅ、申し分無しの顔...と言うか...
顔のパーツが美しいと言うか......
......あっくんがモテるのもわかる。
羨ましすぎる...

「.........桜恋の視線が痛いんだけど...」

「えっ!!?」

監視で見えるのをいい事にして
うちめっちゃ見てたの...
気づかれたっ
ぅわーー恥ずかしいっ!
なんとか誤魔化さなきゃっ‼

「.........俺に見とれてたの?桜恋...」

っ!!!!???
ちょっ待て待てっ!
どうしたらそんな結構な程の
ナルシ発言ができるのっ⁉
見とれてた.......見とれてたけど、
でもさっ!
今それをどうやって誤魔化そうか
がんばって考えてたのにっ!

「わ、わたくしは貴方の監視を
してた...だ、だけなのですよっ」

ぁう...自然に話せないー
嘘付けないタイプだから
きついよ〜

「.........ふーん...」

あっくんが本当に小さい声で、
何かボソッと言ってたけど、
聞き取れなかった。
聞き取れなかったから、
聞き直したけど、
内緒にされちゃった......

「おーぃ、作り終わったぞー
運ぶの手伝えー」

はーぃ、と返事して
がくとの作った料理をリビングに運んだ

それからは料理食べながら映画
鑑賞とか喋ったりしてた。

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