追いかけて繋ぐ恋
吉永くんとは挨拶さえも交わすことがなくなった。
顔を合わせれば挨拶くらい交わせるのだろうけど、近くに歩いてきた!と思うと横にそれたり、振り返って、来た道を戻ったりと私自身が避けていた。
授業中にこっそり見るだけしか出来ない。
相変わらず空を眺めていた。
気付けば、もう終業式で明日から夏休み。
夏休みは塾の夏期講習を受ける予定だ。
まず今日、説明会がある。
学校を出て、塾に向かった。
教室には15人くらい集まっていた。
私は一番前の端に座った。
ガラガラ~
ドアが開いて3人の講師が入ってきた。
一番最後に入って来た人を見て、ビックリした。
顔を合わせれば挨拶くらい交わせるのだろうけど、近くに歩いてきた!と思うと横にそれたり、振り返って、来た道を戻ったりと私自身が避けていた。
授業中にこっそり見るだけしか出来ない。
相変わらず空を眺めていた。
気付けば、もう終業式で明日から夏休み。
夏休みは塾の夏期講習を受ける予定だ。
まず今日、説明会がある。
学校を出て、塾に向かった。
教室には15人くらい集まっていた。
私は一番前の端に座った。
ガラガラ~
ドアが開いて3人の講師が入ってきた。
一番最後に入って来た人を見て、ビックリした。