追いかけて繋ぐ恋
快くんと静かに遊ぶこと30分…


「ん~~~~」


吉永くんが起きて、両手を挙げて伸びをした。


「ゆうくん、おはよ」

快くんが吉永くんのそばに行った。


「あれ?」


掛けてあったタオルケットを見て、首を傾げた。


「ぼくとおねえちゃんが掛けてあげたよ」


「そっか…ありがとう」


快くんの頭を撫でた。

快くんはニコニコしていた。


「朋花もありがとう」


私はただ頷いて笑った。


なんだか穏やかな空気が流れていて、居心地良さを感じた。





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