追いかけて繋ぐ恋
それから悠希は私の肩を抱いて、引き寄せた。

私が反対に倒れないようにしているみたい。


寝てしまおうかと思っていたけど、こんな状態で寝れない。

心臓が爆発しそうだ。

絶対顔が赤くなっている。


どうしよう?

思い切って目を開ける?



すると、今度は頭を撫でられる。


何で?

思いがけない悠希の行動にもう心臓は爆発寸前になっている。


もう目を絶対に開けれない。

実は起きていましたなんて、恥ずかしくて言えない。


何度も何度も優しく撫でる悠希の手は気持ち良かった。
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