追いかけて繋ぐ恋
約束の時間の11時、悠希の家に着いた。
「ケーキは後で食べよう」
悠希は私からケーキを受け取って、冷蔵庫に閉まった。
そして
ダウンジャケットを着た。
えっ?
私、今コートを脱いだのだけど…
「昼、食べに行こう」
さっさと玄関に向かう悠希。
私は脱いだコートを急いで着て、後を追った。
悠希の自転車に乗った。
いつもならシャツを掴むのだけど、ダウンは掴みにくい。
「手、腰に回せよ」
「こう?」
そっと回した。
「もっと…ギュッとしていいよ」
ギュッ
軽快に走り出す。
風が冷たいけど、悠希の背中に密着しているから寒さはをあまり感じなかった。
「ケーキは後で食べよう」
悠希は私からケーキを受け取って、冷蔵庫に閉まった。
そして
ダウンジャケットを着た。
えっ?
私、今コートを脱いだのだけど…
「昼、食べに行こう」
さっさと玄関に向かう悠希。
私は脱いだコートを急いで着て、後を追った。
悠希の自転車に乗った。
いつもならシャツを掴むのだけど、ダウンは掴みにくい。
「手、腰に回せよ」
「こう?」
そっと回した。
「もっと…ギュッとしていいよ」
ギュッ
軽快に走り出す。
風が冷たいけど、悠希の背中に密着しているから寒さはをあまり感じなかった。