追いかけて繋ぐ恋
あ…ここは吉永くんちだった。

いつの間にか寝ていたらしい。

さっき見た時間から30分経っていた。


ブルーは起きていて、吉永くんの足元にまとわりついていた。

吉永くんはブルーを抱き上げて、私の隣りに座った。

チラッと吉永くんを見た。

ブルーの喉を撫でていて、ブルーは気持ち良さそうに目を閉じていた。



「朋花さ」


「ん?」


「無防備な顔で寝るなよ」


「えっ?」


「俺は健全な男子だよ」

吉永くんはちょっとニヤリとした。


私はビックリして目が丸くなった。

「何?」

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