本気で好きなんだ。

『私ってば、ついてないなぁ……。』


ぽつり、そう呟いた。



それから数分後、拓斗はお粥を持って戻ってきた。


「お粥持ってきたよ。自分で食べれる?」





『…………』



別れを、切り出すの。


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