本気で好きなんだ。
それでも。


―――
――――――

あれから1ヶ月。



拓斗とは一言も話さずに日々はどんどん過ぎていった。



私はまだ拓斗が好きだが、所詮私は賭けの対象だ。



両思いなんて、有り得ない。



そんなことを考えながら、下駄箱に行った。


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