スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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連れて来られた場所は、人通りがない駅裏の細い路地だった。
「どうして?こんなところに……」
「いいから…黙れよ」
その時…光貴くんの瞳が別人のように見えた。
……光貴くん?
そして、手首をやっと離してくれたと思った瞬間
今度は両肩を掴まれ、コンクリートの塀にあたしは追いやられて
背中に伝わるコンクリートのあまりの冷たさに背筋が思わず凍りそうになる。
その時、ようやく…ヤバいってことに気が付いた。