スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
ふと…ヒナと、その“初カレ”が一緒にいるところを想像してみる。
心から嬉しそうに手を繋いでいるヒナと…“初カレ”
まぁ、全然おもしろくないけど
これぐらいなら、まだ許せる範囲だ。
次に“初カレ”が ヒナに抱きつこうとする場面。
「だ──っ。すぐに離れろ!そんなの絶対にダメに決まってんだろ!」
「……早川先生。どうしたんですか?」
振り返ると、俺のことをかわいそうな目で見ている倉石先生が立っていた。
はぁ…こんなとこを見られるなんて最悪。
俺は「すみません…」と言って頭を下げた。