スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「どうかした?」
ダイちゃんの顔が急に引き攣っていた。
「それはこっちのセリフだよ。お前、その手…」
自分の手を見ると 手首が青紫色に染まっている。
「あっ…」
そんなに強く握られていた感じはしなかったけど、長い時間、手首を掴まれていたせいか…内出血していた。
手首にはっきりと残る…青紫色の悲しい跡。
その手首を見てると、さっきあったことは現実なんだと…強く思い知らされた気がした。