スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜


「大地の用事が終わるまで、ここで待ってようか?」




そう言われて連れて来られたところは──・・・


「あの…K1愛好会って、なんですか?」


ドアに書かれた汚い文字と裸の男の人のポスターを見て…テンになった目。


「なにって…俺と大地が入ってるサークルだけど」


背が高い人は、なんの不思議もないような顔を見せる。


大丈夫かな?と思いながらドアを開き、その中に足を踏み入れると


大きなテーブルの上に 思わず目を背けたくなるような雑誌とエッチなDVDが山ほどあって


それを見た瞬間…「あの…帰ります」と言ってしまった。


「ちょっと待ってよ!アイツも、もうすぐここに来るから…」


一刻も早く部屋の外に出ようとしたけど、また肩を掴まれてしまい…一歩も動けない。


「お願いだから離してっ!」


昨日から、こんなことばっかり…いったいなんなの!



「お前ら、なに…してんだ?」


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