スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
もう、この時点で感情のコントロールがきかなくなっていたんだと思う。
「昨日、あんなヤツにキスされといてさ……。まだ、わかってないのかよ!」
「……え」
「また今日も声をかけられて…バカみたいについていきやがって!」
そう叫んだ瞬間
俺の中の理性ってヤツが、どこかに飛んでいった。
「……ダイちゃん?」
ヒナが不安そうな声を出し、俺の名前を呼ぶ。
でも、俺はそれを無視して
「黙れ」
ヒナの両手首を強く掴んで、壁に強く押しつけた。