スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「美琴が謝る必要なんて別にないでしょ!」


光貴くんにされたことを…全部話した時


『ヒナ、ゴメンね。わたしのせいで』


美琴はすぐに泣きだし、あたしに抱きついてきた。


まだ、ずっと気にしてくれてるんだね。


ありがとう…美琴。


あたしのことをいつも心配してくれる大切で…大好きな親友。


「ホントにもう大丈夫だから。それとまた謝ったら今度は怒るよ?」


「……ヒナ」


「じゃあ、美琴は先に帰ってて!あたしも早く用事を済ませて帰るから」


「わかった。じゃあ、また明日。バイバイ」


美琴の背中が廊下から見えなくなるまで見送った後、あたしは職員室へ行った。
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