スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「はぁ…。やっと着いた」
聖華学園の校門の前で、小さなため息を吐くと同時に足がとまった。
実習が始まる前にも1度、校長や担当するクラスの先生に挨拶に来てるから
この高校に来たのは今日が初めてじゃないんだけど…気が重くなる。
「ここまで来たら行くしかねぇか…」
首を左右に曲げ…ポキッと音と鳴らし、校門をくぐり真っ直ぐその足で校長室へ向かった。
この時は…これから始まる3週間の教育実習が、ただ憂鬱に感じてて──・・・