スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
温かい腕の中で幸せな気持ちを満喫していたら、突然ドキッとするようなセリフが耳に聞こえてきた。
「なぁ…ヒナ。ヒナからも俺にキスして?」
「えっ!?さっき1回したでしょ!」
「たった1回じゃ、つまんねぇし……」
顔をあっちの方向に向けるダイちゃんがちっちゃな子供みたい見えた。
「ダイちゃん、かわいい」
「バカ。年上をからかってんじゃねぇよ!」
だって、ホントにかわいいんだもん。
そんな…ダイちゃんも大好きだよ。
そうして、あたしはチュッ、チュッ…と
ダイちゃんのおでこから鼻…耳…首…胸に
そして最後、唇に愛しい気持ちを込めて、キスの雨をいっぱい降らしていった。