スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「ヒナ、悪かったって!」
「わぁ~っ!布団の中に入ってこないでったら」
ヒナが入っている布団の中に俺も無理やり進入したものの…ヒナは怒ったままで
どうすりゃいいんだ?
背中を向けて、顔も見せてくれない。
小さい頃は大好きなお菓子をやると、すぐご機嫌になってたけど。
そんなんじゃ、今は通用しないし。
「ねぇ?ダイちゃん……」
急に怒ってるヒナが話しかけてきた。
「ん、どうした?」
普通に返答しながらも…かなり嬉しい俺。
「……イヤじゃなかった?」
「イヤって思ったら運んでないよ。それにお前、全然重くねぇよ。むしろ軽いくらいだった。からかってゴメンな」
「…ちっ、ちがう。そうじゃなくて…昨日の夜のこと、イヤじゃなかったって聞いてるの」