スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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長い1日がようやく終わった。
校舎を出て…駐車場までの短い道のりでさえ、今日はずいぶん長く感じる。
あれから何度、ため息をついただろう。
決心をしても、頭の中に自然と浮かんでくる…アイツの笑顔。
それが…俺の1番大事なモノで。
───守りたいモノだった。
それを守るためだったら、どんなことだってする。
やらなきゃいけないんだって、何回も自分に言い聞かせた。