スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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「うんっ!これでOKっと」
ダイちゃんが住むエレベーターの鏡の前で、さっきつけたグロスの確認をする。
「突然の訪問、どう思うかなぁ?」
結局、あの後もダイちゃんからメールも電話もなくて。
じっと待っていられないあたしは、本人の了解がないままマンションまで来てしまった。
「早く会いたいなぁ。会ったら飛びついちゃおうかな…」
───ピンポーンッ♪
ふぅ…急に緊張してきちゃった。
って…あれ?応答なし?
下の駐車場にダイちゃんの車はあったけど、どこかに出かけたのかな?
まだ7時過ぎだし、寝てるなんてことはないよね?