スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
ヒナが出て行った後、残っていたモノは…
静寂に満ちた部屋と言いようもない寂しさだけだった。
それは、まるで自分がこの世界で1人ぼっちになったような…そんな気持ちに似ていた。
「えっ?なんなんだ」
玄関ののドアの方から…なにかが聞こえてきた。
「…うぅ……ぅ…」
「…ダイちゃん…ダイちゃん…」
えっ、ヒナか?
それはヒナの心の叫びだった。
それを聞いた瞬間…
目から熱い涙が止どなく溢れ出していて