スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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その日の朝のホームルーム。
教壇の前から、見ないようにしようと思っていたのに…
俺の視線は、ごく自然とアイツを追っていた。
視界にアイツを捕えた瞬間。
予想はついていたけど…結果はもっと最悪だった。
目の周りを赤く腫らしているヒナ。
それを見ていると、胸が苦しくなった。
それでも…俺は自分の気持ちがバレないように、普段と何ら変わらない表情を作り
残りわずかな実習の時間を過ごすことを決めた。