スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「こんにちは」


その男性が先に俺に挨拶をしてきたんで


「あっ、こんにちは」


誰だかわからないけど、俺も慌てて彼に挨拶をした。


「先に名前を言わないと、早川先生がビックリするでしょ?」


「あっ、そっか。すっかり忘れてたよ」


倉石先生がその男性の腕に自然に触れて話をしている。


普段、目にしない光景だからなのか…それが新鮮に思えた。


「じゃあ、紹介しますね。彼が、さっき話した人で…私の主人です」


「……え」


「今もすごく幸せだって、私、言いましたよね?」



─────ギュッ…



俺の前で2人が自然を互いの腕を絡ませて…笑ってる。
< 366 / 432 >

この作品をシェア

pagetop