スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「こんにちは」
その男性が先に俺に挨拶をしてきたんで
「あっ、こんにちは」
誰だかわからないけど、俺も慌てて彼に挨拶をした。
「先に名前を言わないと、早川先生がビックリするでしょ?」
「あっ、そっか。すっかり忘れてたよ」
倉石先生がその男性の腕に自然に触れて話をしている。
普段、目にしない光景だからなのか…それが新鮮に思えた。
「じゃあ、紹介しますね。彼が、さっき話した人で…私の主人です」
「……え」
「今もすごく幸せだって、私、言いましたよね?」
─────ギュッ…
俺の前で2人が自然を互いの腕を絡ませて…笑ってる。