スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「ハハッ。どうして…って、そりゃ決まってるでしょ?ヒナちゃんのことが好きだからじゃない」


そんなの間違ってる。


そんな作り物のような嘘の笑顔も見たくない!




「なにやってるの!」



「……美琴」


そこへ雑誌を返しに行っていた美琴が、タイミングよく校門から出てきた。


「光貴くん、ヒナに近づかないでって言ったでしょ!」


「美琴ちゃんまで怖い顔してヤダなぁ…」


「帰りなさいったら!!」


光貴くんのフザけた言動に、美琴がますます怒りはじめる。


でも、光貴くんはニコニコ笑ってるだけで。


「帰らないんだったら!」


美琴が声を荒げると──・・・

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