スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
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2人でよく行くカフェで、あたしの話を全部、聞いた美琴の第一声はこうだった。
「正直、ビックリした。早川先生とヒナが幼なじみで…付き合ってたなんて。綾音が後で、イタズラメールだったって言ってたけど、写真を撮られた相手もヒナだったんだね」
「……黙っててゴメン」
申し訳ない気持ちを込め、あたしは何度も何度も美琴に謝った。
「もう謝らなくてもいいよ。それよりこのまま諦めちゃって…いいのかなぁ」
「…え」
「だって、心の中で10年間も大切に想っていた人なんでしょ?」