スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
自分自身のことなのに、あの頃の自分が羨ましいなんておかしいよな。
でも、もう1度 ヒナに自分の想いを伝えられたら…って、何度も思ってしまう。
ヒナは…今なにを思ってるんだろう?
あんなひどい言葉を浴びせた俺のことなんて…もう嫌いになったかもしれない。
つーか、嫌いになって当然だし。
決心して言ったのに…今すげぇ後悔しているなんて情けないよな。
あれから、ヒナの目が赤く腫れていることはないし、ヒナの気持ちも少しずつ落ち着きているのかもしれない。
だとしたら…やっぱり、俺は今のまま黙っていなくなる方がいいのかも。
こうやって…何回も心の中で同じことを自問自答していた。