スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「なんだよ…これ?」
雑誌を嬉しそうに見ていた篤人が、とんでもないモノを見つけたような声を出した。
「ただの雑誌じゃねぇか。なんかビックリするようなことでも書いてあるのか?」
「……そうじゃなくて」
「なんで、そんなにビックリしてんだよ?俺まで気になるだろ」
ソファーから腰を上げて、篤人が見ている雑誌を覗き込んだ。
「これ……」
「おい…大地。どういう意味?」
「…………」
「お前、まさか!」
篤人の顔が信じられないって顔を見せる。
「返せ!」
俺は無理やり、それを篤人の手から奪い取った。
そしてそれを…何度も何度も読み返した。
アイツ、いつの間に…こんなの書いてたんだよ?