スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

ヒナの口から“幸せ”って言葉を聞くと


俺も幸せを感じてるってこと…わかってて言ってるのかな?


「ヒナ、キスしていい?」


小さな頃からお前だけが、俺に“幸せ”の意味を教えてくれたんだ。


「……うん」


俺を見上げる瞳は、涙で潤んでいて宝石のようにキラキラと輝いてる。


「もう絶対に泣かせないから」


「グスッ…うん。誤解しないでね。これは嬉しくって泣いてるんだから」


「ヒナの…バカ」



────ッ…



このうえない…幸福を感じさせてくれるキス。


「やっぱり、ダイちゃんの…ことが好き!」


「大好きの間違いじゃね?俺はヒナのことが…大好きだけど」


お互いの心が離れたくないって言ってるみたいに、何度も何度もお互いの唇を重ねて


今、ここに一緒にいることを確かめあう2人。
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