スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「ほら…これで、ぐちゃぐちゃの顔ふけよ」


「うるさいっ!」


ティッシュの箱を渡すと、ヒナは膨れっ面の顔を見せて…それを受け取った。


今、ソファーに2人並んで座っている。



2度と一緒にいられないって思っていたのに…。



「ねぇ、ダイちゃん。どうして急に電話をくれたの?」


「べつに…そんなこと、どうでもいいだろ」


「大事なことだよ。ちゃんと言って!」


「そんな怒るなよ。これを見たらさ…無性にお前に会いたくなったんだ」


このメモが…2人にとって、1番大切なことを教えてくれた気がする。
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